やまおやぢのほっつき歩記

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zoom RSS 10/5鳥海赤沢川右又沢遡行(小松沢)

<<   作成日時 : 2008/10/06 21:20   >>

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雨予想の土曜はカミさんにゴマスリをして、日曜は鳥海赤沢川右又沢へ遡行してきた。
思えば○○回も通い続けた鳥海で沢遡行は初めてだった。

午前中はお天気に恵まれて、清涼な沢と難関直登滝との格闘と紅葉とをセットで
満喫する事が出来た。 沢登りの醍醐味、「爽快感」です。
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今回企画のK造先生に感謝。弟子っ子もだいぶバランスも良くなってきて嬉しい限り。
意外なほど登り甲斐のある沢で皆頑張りました。
「鳥海山は比較的新しい山で、著名な沢以外は沢登りの対象としていなかった」から、完全に「沢遡行がし甲斐のある沢が多い山」に認識が変わりました。


紅葉の進む、百宅口登山口から望む鳥海山。
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百宅口一般道すぐ南側に併走する約3km(屏風岩まで)のこの沢は、滝記号も1つしか
なく等高線の詰まった所も少なく直登が困難な滝も少ないだろうと「タカをくくって」いた。
「鳥海山特有の火山岩ゴロゴロの緩いゴーロ続きで紅葉と時間があれば新雪も楽しめる」と
予想してた・・。

・・が、この沢、小松橋から入渓しすぐにハング大滝や高巻きした大滝や直登に難儀した滝が
何本かと綺麗なナメ滝が連続する素晴らしく登り甲斐のある沢だった。

最初のハング大滝。左壁側を巻いた。
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落ち口から下側を見る。完全にハングっている。
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大滝以降中間部には癒しの美しいナメ滝が連続し飽きない。
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美しい”一条の滝”(勝手に命名) 右壁を直上。
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思いのほか「綺麗な沢」に、K造先生も弟子っ子もおやぢも大満足の笑顔。
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まるで「日本庭園」にあるような滝”二条の篠滝”(またまた勝手に命名)と澄んだ滝ツボ
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同じく”鳥海マリモ滝” 踏んで登るのが申し訳ないほど綺麗なコケに覆われた滝。
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ルンゼ状の細めのナメ滝が多かった。
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上部の紅葉の尾根斜面が見えてきて期待感で盛り上がるメンバー。
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左岸(右側)の斜面上のヤブを大高巻きした核心部の2段滝。共にハングしていた。
次回は右上に斜上する下段滝と上段滝の攻略か。
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上流部界隈は紅葉で燃えるようにきれいだった・・。
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最後から2ッ目の滝の左壁直登登攀時に「やってしまいました」の滝
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数m登攀後に左上の高めのホールドに手を掛けた瞬間、足が滑って数m「落下」したのです。
「あ〜、下はどうなってたっけ?また足捻挫?骨折〜??」と一瞬頭をよぎりながら落下。
一寸、先に尻を下の大岩にぶつけてその反動で逆さ状態になりそのままメットがガツンと言うまで
転げ落ちてしまった。

何がどうなったか良く判らないまま体勢を戻して足等をチェック・・
「ん・・・打ったケツが少々痛いほかはなんともない・・・」だった。

自分の力量を超えた登攀でもなく、油断して左手を伸ばし過ぎて足が滑ってしまった
ので、ショックは無く、すぐ再トライし無事落ち口までリードクライム完了、えがった(笑)

なんとな〜く最後っぽいナメ涸滝。
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と思いきやダメ押しの長〜いナメ涸滝。高さ20m以上、長さは4、50mはあったと思う。
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標高1,300m線より右又側に入る頃には真っ赤に紅葉するチングルマが混じる草紅葉草原帯に出た。
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北側約150mほどに登山道があるのは明確だったが、ヤブ漕ぎしたくなかったので草原状の沢を詰めて「屏風岩」下側を目指した。
沢シューズのフェルトソールでは紅葉した草がとにかく滑った。
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無事に「屏風岩」手前約30mの一般道に合流し(2時過ぎ?)時間も掛かってしまったので、休憩後は当初目標通り、山頂は諦めてそのまま下山とした。
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鮮やかな黄色のカエデや真っ赤なモミジ・ヤマウルシにブナ黄葉のタッツラ坂を楽しみながら
滑る沢シューズで「尻餅」も楽しみながら下山。
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霧の紅葉のトンネル
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霧のタッツラ(ダケカンバ)と紅葉
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真っ赤なヤマウルシ
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黄色が鮮やかだったカエデ
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紅葉と黄葉の2トーンの競演。49sはブログ背景の”秋ヴァージョン”に採用決定(笑)
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薄暗くスローシャッタはブレの元。残念。
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大清水駐車場の車に着いた時、「イデデデッ!!! 目にゴミが入ったぁ〜!!!」と
なり、目をゴシゴシしたのが悪かったのか痛みが納まらず、月曜朝に眼科に行って
メデタク「角膜を傷つけてますね〜、マズイですよ〜」で、敢無く「眼帯+目薬4種類+出費5千
円+半休」となってしまった〜〓■●_バタッ

滝を登攀時の落下で奇跡的にもケガなく済んだと思えばいたしかた無いが、両足ネンザ+太もも
肉離れ+右肩痛に次いで「左目負傷、眼帯」と、相次ぐケガに老いたおやぢの体はますます
「ボロボロ」になってきました〜(笑)

K造先生・弟子っ子、今回も大変にお世話になりました。

何はトモアレ、K造先生の誕生日記念の登山が大好きな鳥海の沢遡行で締めくくれて、かつ、
弟子っ子の本当の意味での「沢復帰行」となった事は喜ばしかった。

弟子っ子よ益々バランスはよくなってきた、自信を持ってヨシ、但し今回のように沢遡行時は
ザックは軽く最小限にすべし。(いつもより身軽に感じたのでは?)
おやぢとの手足のリーチ差は歴然。おやぢはつい遠くのホールドを狙ってしまうが、弟子っ子
ならではの手元の近くにも手掛かりはきっとあるはず。
沢・滝・岩はセンス・理屈ではなく、やはり「努力+安全」かと(笑)


山頂は踏めなかったが、これで今年8回目の鳥海、7本目の沢と益々山にのめり込む今日この
頃でした。


今後の沢課題:
・ロープワークのより安全で素早い対応
セカンド以下に対応するロープワーク(ビレイ取り・クリア後のロープ片付け等)に時間が掛かった。
・安全対応
セカンド以下へのビレイポイントの複数化による更なる安全化
・トップリードクライミングの際の中間ビレー
大丈夫だろうという所では取らなかった。でも万が一落下の際はダメージ必須
・よりムダが無く安全な高巻き
状況をより的確に読み取り高巻きルートを相談・選定する。
おやぢは一人で突っ走りがち。
・事前のルート情報の未調査
地形図判断のみでタカをくくってしまった。
・相変わらずGPS頼りの「おやぢグセ」は直すべき(笑)
・沢シューズの甲を締めるバンド劣化による破損(おやぢの事前確認・手入れ不足)
弟子っ子から「靴ヒモ」提供により応急修理対応、感謝。

今回良かった点:
・滝直登ルートはリーダーと検討相談して決めた。
・大滝は余裕を持って高巻きした。が、ムダの分析必要。
・今回もK造先生のアイスバイルが草付き急斜面で活躍しました、感謝。
・要所で「お助けロープループ」を使用しきちんとカラビナへ通して使用した点。「素掴みよりよっぽどか安全」
・中傾斜のナメ滝でも距離が長い滝はロープ確保した。
・弟子っ子のザック軽量化対応
ムダの少ないザック軽量化だけでもだいぶ動きは軽くなる。
おやぢは軽くても不調でフラフラと暴走(笑)

〜〜〜完。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
わぁお、やっぱかなわんね!いい写真いっぱいだわ〜(^−^)
それほど集中して写真を撮ってるようには見えないんだけどな…(笑)
さて、今回も安全第一のリードに感謝します!だいぶ気を使わせてしまったね。ありがとう!
荷物の軽量化は、中身よりもK造先生に頂いたザックの効果大かと…ただ実際に歩きだすとその重さの違いはすっかり忘れてました(^_^;)そういうトコニブイんですな。でも今回無傷で終えられた理由の一つであることは間違いないでしょうね!一般道は別として、沢では軽量化に留意していきたいと思いやす。
山の弟子
2008/10/07 18:12
写真はコンデジだし全く集中もコダワリも無し(笑)
「安全第一」のはずの自分が落ちてはシャレにならんかったね(爆)
滝登攀時は前の人のスタンス・ホールドを自分なりに見て憶える事。難しいけどね。
でも回を重ねる毎にバランスが良くなってるからヨシ(偉そうで済まぬ、笑)
にしても、「綺麗でかな〜り登り甲斐のある沢」でえがったネ。
おやぢ
2008/10/07 21:22
今晩は!
ますます拍車のかかるおやぢさん。どんどん遠いところへ行ってしまわれる。
写真良く撮れてます。きれいな沢ですね。そして紅葉。
”秋ヴァージョン”の背景、実に鮮やか。心和みます。
甘納豆
2008/10/07 22:02
甘納豆さま毎度です。
危うく遠すぎて帰ってこれない所へ行く所でした(笑)
でもゼンゼンまだまだ修行が足りませんよ。
あと1ヶ月ちょっとあがいて冬シーズンを迎えたいですね。
おやぢ
2008/10/07 22:37
メットが役立つ経験は貴重でしたね。よくぞご無事で…、でもないか、眼科通院でしたか。きれいな写真を拝見し、ウオッチズでコースを確認しました。前日の学校の竣工式に県知事をお迎えし、祝賀会で3次会までつきあわされ翌朝目が覚めたら8時でした。トホホ…(>_<)
kon.y@本荘山の会
2008/10/08 16:42
K野師匠、ご同行出来ず超残念でした。
でも前日の事情が事情だけに致仕方なく。
今回で鳥海の沢の魅力に完全にハマってしまいました(笑)
次回、先生もご一緒しましょう。
ん〜、やはり落ちた時はパニくるんでしょうか、状況がさっぱり思い出せません。
次回、状況により中間ビレーを取り安全策とします。
おやぢ
2008/10/08 17:00
おばんっす!
ケガが無くて何より、でもないかな。目は大丈夫ですかね。今回もジテヘルでした?どうもぺらぺらの?山ヘルよりも、ジテヘルのほうが頭部保護能力がある気がするんですけどね。次回は初心者用の用語解説もお願いしま〜す。
binchan
2008/10/08 23:33
binchan毎度。眼帯も取れました(笑)
数回前からK造先生から頂いた懐かしのガリビエールの岩メットを使ってます。
チャリメットは外装が薄いので岩では岩メットがいいですね。
専門用語はさておき、TOPが登る際も中間に安全策をとらねば、という事です。
おやぢ
2008/10/09 07:42

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